社名最終決定までの軌跡

2月6日 ここにきて「虎パンツ工業ジャパンジャパン」を含め、社名案がすべて白紙に!一から考え直すことになる。
2月6日 ネーミングについてはかなり評価の高い伊藤敬氏に名付け親を依頼する。このとき伊藤氏は入院中。
2月6日 伊藤氏から届いたネーミングは「株式会社マグナムイゴッソー」。
土佐弁で「ものごっつい男たち」という意味らしい。
あやうくこれで決まりそうになる。
2月7日 朝起きたらもうどうでもいいという気分になり、「Freebee」という社名を思いつき、スタッフのコンセンサスもとれてしまう。
2月7日 自問自答し、「Freebee」はあり得ない、ということに運良く気付く。
2月7日 この調子ではマズイと思い、図書館へ。
この際、日本語でもなく、英語でもなく、フランス語でもドイツ語でもなく、アイヌ語にしようと思い、アイヌ語辞典を読み漁る。
2月7日 スタッフの家族や知人などにもアイデアを求める。
2月8日 結局、アイヌ語には気に入った言葉がなくあきらめる。
登記などの関係から、社名を決めるリミットが今日中に迫る!マズイ!
2月8日 ふっ、とミヒャイル・エンデにあやかろうと思う。
そして図書館でエンデ全集を借り、レンタルビデオで「ネバーエンディングストーリー」を1~3まで借りる。
2月8日 社運を賭けて全員で、エンデを読み漁り、「ネバーエンディングストーリー」を全部、延々と観賞する(つまんなかった~。特に3が)。
リミットが刻々と迫る!
2月8日 エンデとの格闘の中から出てきた社名は、「ファンタージェン」。
ネバーエンディングストーリーの中に出てくる人間の夢や想像でできあがった理想の楽園を意味する。
2月8日 時間もないので、99%これで決定する。みんなで社名が決まったことを喜び合い、抱擁しあう。
2月8日 一段落してドメインを調べてるうちに、ハッ、と気付く。
「もしかしてこの社名は我々にはとても似合わない上に、とても恥ずかしいのでは?」
よく考えてみるとキョンキョンの歌にもあったはず。
こんなファンタジックな社名をつけようとした己がとても恥ずかしくなり、ひとしきり赤面する。
そしてまた社名は白紙に!
エンデはいったい何だったんだ!
2月8日 原点に帰ってみる。
「やっぱり虎パンツ工業が一番いい!」
2月8日 微妙にスタッフの反対にあう。工業がつくのが嫌ならしい。でもそこはゆずれないところ。
2月8日 でもここはチームワークが大事。断腸の思いで工業をカット!
2月8日 ついでに虎もトラに変更!!(TT)
2月8日 ハンコ屋さんへ印鑑を注文!ギリギリセーフッ!
2月9日 声明文発表に至る。